2019年3月16日土曜日

虹と暁斎

玄関を開けたら、目の前に大きな虹。 真ん中は雲に隠れていたけれど、始点と終点はしっかり見える。 こんなに大きな虹を見たのは、一体いつ以来だろう。 虹を最後に見た記憶は、とあるビルの窓から。 1/4くらいしかない、でも太い太い虹だった。 あれだってずいぶん前の話だ。 なんにせよ、僥倖。 気分良くお出かけ。 お目当ては、河鍋暁斎展。
大胆さと緻密さのコントラスト。 やっぱり、カエルがカワイイ。 なにせ、カエルから暁斎を知ったので、やっぱカエルだよね~。 ふくふくっとしとるよね~。 あと、トラは暁斎のが好き。 若冲とかよりも、好き。 好きなトラ。 そして、有名な鳥獣戯画のやつ、ワタシはなにげにモグラが好き。 これの完成したやつ観たかったねー! 暁斎絵日記は、やっぱり「すずしろ日記」を思い出す。 いや、逆なんだよ。 分かってるけど。 暁斎観てると、時々山口晃を思い出しすことが多くて。 影響を受けてるとか、そういう知識もないからワカランけれども。 思う分には自由。 暁斎絵日記、たっかいから手が出ないけど、全部観てみたいなー。 今回、狩野派とか、よくわかんないんだけど、ちょっとだけ特徴が分かった気がした。 気のせいかも知れない。 気のせいかもしれないが、風景のやつの特徴は少し分かった気がした。 こういうの勉強したいような、どうでもいいようなところ。 サントリー美術館は初めて来たけど、静かで、薄暗くて、集中して観られる良い環境だと思う。 あまり宣伝してないからか? 空いてたし。 快適鑑賞。

一通り観た後、展示リスト確認。 カラスは前期だったかー、残念とか思いつつ、図録を購入して疲れたのでお隣にある加賀麩のカフェに入った。 加賀麩のカフェって珍しい! って思ったからなんだけど、チェーン店っぽいから珍しくもないのかも?


加賀棒茶と麩のパフェ。 加賀棒茶、香りが! すごくいいにおい。 麩のパフェもやさすぃ。 一番上に刺さってる円形のせんべいみたいなやつ、めっちゃしゃれついた麩菓子! 焦げてるとこちょーーーーーうまーーーーーーーい! アイスは豆乳でやさすぃ。 おからケーキも入っていて、ほんのり黒糖でやさすぃ。 白玉生麩がもっちもち! しゃくしゃくの麩菓子が入ってて、これなんの甘さだろう? 触感も楽しくておいしい。 黒蜜とくず、黒蜜ゼリーが下にあって、そのうえに豆がしっかりしたつぶあん。 あんずさんのアクセント。 やさしいおいしさー! うまーーーーーいーーーーー。 とてもやさしい気持ちになれたので、お土産を買うことにした。 ご馳走様でした。 帰ろうとエスカレーターを降りると、暁斎展の宣伝を見つける。 なんでこんな奥に? 入り口のが良くない? と思いながら写真を撮ったら……


これの写真見せると100円引きとか書いてある。 もっと早く言って欲しかったし、入り口おいとけやーーーー! こんな置くにあっても、帰り道にしか気付かんてーーーーー! ま、別にいいけど。



さて、お土産に買った麩菓子。 メープル味ですっごいおいしい! そして、パフェに入ってたしゃくしゃくは、こいつだ! と気付いた。 乾燥した麩(要するに麩菓子)は好きだけど、ふにゃっとした麩はあまり好きじゃない。 別に残しはしないが、好んで食べない程度には好きではない。 のだが。 俄然興味が出てきたので、食事もしてみたいなー。