2019年10月27日日曜日

予備日とプレ稽古の違いをみた

午後から雨になるでしょうプロデュース朗読公演の稽古がはじまる。
昨日、台本が2本送られてきた。

今日は「予備稽古日」とスケジュールに書かれている日。
この予備稽古には、あすか座長とワタシの二人が呼ばれた。
送られた2本中、1本しか今日は読まないと予告されている。


思い起こせば、一年前「クライマガコのための遁走曲(フーガ)」のとき、「プレ稽古日」というのが稽古初日の前にあった。
プレって言ったって、稽古したら、それってプレでもなんでもなく稽古じゃないの???

という疑問を胸に稽古場に向かったことを覚えている。
蓋を開けてみたら、プレ稽古なんて言っていたけど、死ぬほどスパルタなしごきがあり、特にあすかたんはめっためたにしごかれていた。

帰り道、こっそりと「これって普段の稽古と同じだよね?」「むしろキツイよね?」と語り合ったことを昨日のことのように覚えている。

結果、プレ稽古の在り様についての答えは出ていないまま、あっさりと一年が過ぎ去ったわけなのだが。
ここに新たなる謎、「予備日」爆誕。

なんということ!
「プレ稽古」の決着がついていないのに「予備日」!

とは思ったけど、ま、行けば分かるだろうと気楽に出勤……するわけもなく、プレ稽古のしごきの経験から、気を引き締めて向かったのだった。

結果を先に言ってしまえば、本当に「予備日」だった!
予備とは、「前もって準備すること」。
その意味そのままの日であった。

「ここをどうしようか悩んでいる」
「実験したいから付き合って」
と言った、まさに本稽古へ向けての準備と演出補助的なことから、作家・吉永亜矢の苦悩と思いと、とにかく聞いてほしいこと、を聞いたりした。

ちょっと大丈夫か?
と思うほど、あやさんが興奮していて、興奮を自覚しているあやさんの挙動がおかしてくて、なんだかとても面白かった。
いつ興奮が冷めるのだろう、と思ったが、全然覚めなかった。

そんな時間を1時間30分ほど過ごし、「呑みに行きます」と宣言されたのでいつものお店に向かった。

おいしいものとお酒とタキさんがいらっしゃる以外は、ほぼ稽古場の延長だったが、ほぼ脱稿が見えたことがあやさんを興奮させているんだな~とぼんやり思う。

この無邪気に興奮している人が、あの素晴らしい脚本を書いてるんだよなー。
すごいことだよなー。
こんなに無邪気に興奮しているだなんて、あの朗読公演のお客様は想像もしないだろうなー。


想像しなくていいしね。


このししゃもがすげーおいしくて、おかわりを要求したくなった。

今日のセトリ。


特別なじこん!


ワタシの大好きな渓!
ワタシは、渓が大好きだ!!!!!!!!


「午後から雨になるでしょう」プロデュースその9

朗読公演『クライマガコ、宵をゆけば』


ゴゴアメ好評企画、朗読による短編集。
今回は各短編が繋がるひとつの物語。
切り絵の展示と共にお届けします。
光と影のあやなす、真冬の宵の夢――

日程:2019年12月13日(金)~15日(日)
12月13日(金)     20時
12月14日(土) 14時/18時
12月15日(日) 13時/16時

※1階カフェにて切り絵展開催!
カフェ開場と受付は開演時間の1時間前、2階劇場の開場は30分前です
お早めにお越し頂き、ぜひ切り絵展をおたのしみくださいませ

会場:APOCシアター

作・演出:吉永亜矢
出演
大政明日香
浅倉万莉藻
真美子
村井美波子
木村淳(演劇レーベルBo-tanz)

切り絵:松隈量
音楽:齋藤丈二 
音響:川上清美
照明:志村雅幸
舞台美術:摂津工房
フライヤーデザイン:林拓郎
舞台写真:本田光
制作:J-Stage Navi
協力:川原宏幸

前売り2,800円 当日3,000円
日時指定・全席自由
*客席数の少ない公演のため、ぜひご予約をおすすめいたします。

◯ チケット取扱い
J-Stage Navi:Tel.03-5912-0840(平日11:00~18:00)
ローソンチケット:Tel:0570-084-003【Lコード:33810】
Tel:0570-000-407(10:00~20:00)

◯ お問い合わせ J-Stage Navi 03-5912-0840(平日11:00~18:00)