2017年6月30日金曜日

もももらう

今年の初物。
バイト先でももが配られました。

会長に送られてきたものを、総務の方でしょうか?
すっごい剥いて、切ってくださったものが紙コップに入れられミーティングテーブルに並べられていてさながら立食パーティ。


おいしかったー!
もも、うまい。

2017年6月23日金曜日

冒険へ

ワタシはマリモ。
バトルマスターだ。

アレフガルドの王から
「魔物を倒す能力を持つ勇気ある冒険者を求む。腕に覚えのあるものは城へ集え」
と徴集がかかったので城までやってきた。


(注意:ドラゴンクエスト ザ リアルのネタバレになるので、知りたくない人は読まないでください)

勇者、立つ

元は武道家だったワタシの得物は、ドラゴンクロー。
今は稲妻の剣(※1)を相棒としている。

友人の賢者と、城に入るとタブレットに名と職業をかけと言う。
身分が明らかでないものを城に入れるわけにはいかないだろう。
記入したのち、武器を確認され、酒場で出会った女性二人を加えた4人パーティでアレフガルド王に謁見。
不思議と王のお言葉を、冒険者たちは基本的にスルーしている。

我々も特に話すことがなかったので、ぼんやりみつめていた。
話しに聞くほど愉快なやりとりを聞くことはできなかったのは残念だったが、王と言う仕事も大変なのだろうことは伝わってきた。

依頼内容詳しく話す、と部屋に案内された。

その光の玉が飾られた部屋には、シスター二人と、兵士が一人いた。
刹那、稲妻と共に兵士が何者かに操られ光の玉を盗んで去ってしまった!
なんと言うことだ!
諸々理解する前に元々のモンスター討伐ではなく、光の玉を奪い返すことが任務になってしまった。
土地勘のある機敏な動きのシスターに案内してもらい、操られた兵士を追った。

するとスライムやドラキーが現れた。
雑魚雑魚雑魚ぉおおおおお!!!
ワタシを誰だと思っているんだ。
バトルマスターだぞ。

モンスターを一掃して移動すると、先程よりも強いモンスターにエンカウント。
友人の賢者の敵ははぐれメタルじゃあないか!
倒してみたい敵であった。

続々と現れるモンスターをなぎ倒した我々は、更に光の玉を奪った兵士を追った。
ここまでで随分とレベルがアップしたように思う。

俊敏な動きのシスターの案内が俊敏過ぎて、駆け足での移動を余儀なくさせられる。
これは子どもの冒険者はたまらんだろう。

一瞬で移動していくシスターを追って行くと……
キラーマシーンが現れた!
想像以上に大きい。
一瞬見とれてしまう。

が、こいつは今までの敵と違い、攻撃力が格段に高い!
このワタシがはじめて防御を使った……。

しかし、難なくキラーマシーンを倒した我々は、いよいよ敵を追い詰める……と、光の玉を奪った竜王(人)が……!!
これはまずい、今までのモンスターとは格が違う強敵だ……。

すると、大きさ的にも完璧なトルネコがやって来て、呆然と竜王と対峙する我々をよそに慌てふためいている。

刹那、異次元からレジェンドたちが登場。
マーニャ、テリー、ゼシカもいる!
彼らがあっという間に竜王(人)を倒してくれたおかげで、我々は戦わずに済んだ……と思いきや、人の姿をしていた竜王がみるみる大きなドラゴンへ変態するではないか!

防御を怠ると2撃くらいでやられてしまうだろう。
強敵だ!!

気付かぬ間に現れていたアリーナ姫に励まされながら、我々は竜王を倒すことに成功した!

終わってみれば、楽勝と言える戦いだったように思う。
アレフガルドの王の元に返ってきた玉は光を取り戻し、伝説のロトの紋章が浮き上がる。王からお褒めの言葉を授かった。

アレフガルドの平和は守られた。
依頼を完遂出来たことに満足した我々は、静かに城を去った。

まだまだ次なる冒険がワタシを待っている。
勇者になるべく、戦いは続くのだ。


というワケで、USJに行ってきた


もちろん、お目当てはドラゴンクエスト ザ リアル。

2回プレイしたんだけど、初回が武道家で、二回目はバトルマスター。
2つとも初期レベルは20。
レベルアップしても、最高レベルは24と同じだった。

必殺技が強力で、2種類あるという優位性くらいかな?
上級職は。

武器を振り回しているのは楽しかった!
武器って言っても、センサーで反応する剣先がないフェンシングの柄部分みたいなやつだけど。

武器は一瞬だけ、鏡のようなモニターで写される。
武器を持っているように見える映像が見られるので楽しかったのだが、一瞬過ぎてかなしい。
武道家は、ドラゴンクローだったんだけど、バトルマスターの武器がセンサーの反応で一瞬しか見えなくて、稲妻の剣っぽくはあったけど、違う剣だったような気もする……。

王様謁見の間から移動するときに、あの効果音「ザッザッザ」が鳴って、テンション上がったけど、そこ以外で効果音はなくて、ちょっと残念。
レベルアップ音、あってもいいと思ったなー。
あったのかな?
だとしたら、ボリュームの問題で聞こえてない。

光の玉が奪われるときの兵士さん、一回目の人より二回目の人(シスターは両方同じ人たちだった)の方が、動きのキレ、芝居全部素晴らしかった。
休憩明け直後とか、関係するのかな、やっぱり。

バトルは最初の2戦は、巨大なモニターの中のモンスターと戦うから、パーティのレベルアップもステータスも見えるし、自分が与えたヒットポイントも見えるから、「戦っている感」があるんだけど、キラーマシンと竜王は大きな動くロボだから、ヒットポイントが映像で写される演出はいいんだけど、基本、必殺技で倒さないと勝てないからゲージが溜まるのを小さなモニターを見てるわけです。

すると、敵(キラーマシンや竜王)をそんなに見ていられない。
つまりゲージが溜まった⇒技を出すを繰り返していると、ダメージを与えている表示はモニターで見られないので、戦っている臨場感が下がるという事態に。

これは、残念でした。

レジェンドキャラクターがモニター内で竜王と戦っているのも面白かったけど、本音を言えば、自分で戦いたかったし、人型からドラゴン型に変化する演出も見たかった。
(これは、25周年のドラクエ展でやってたけどね、今の技術だとどう出来るかって言うの、期待しちゃう)

因みに、トルネコのキャストさん、めっちゃトルネコだった!
ミュージカルの芋洗坂係長に迫る勢い。

で、最後の竜王戦、部屋に入ると即戦闘が始まるシステムだから、周りを見ている時間も余裕も隙もないんですよ。
しれっと部屋の下手の台かなんかにアリーナがいて(このアリーナもかわいかった! しょこたんの方が可愛いけど)、1回目のプレイの時なんて、戦闘終了後、送りだしてくれる時に初めて気づいたからね(苦笑)

2回目は意識してみてたけど、すっごい戦闘中にいろいろしゃべってくれてるのに、生かされてない。
スピーディーな運営を目指した結果、演出が死んでしまっている。
これは残念。
キャストさんもかわいそう。

8人1グループで1プレイだから、スピーディーな運営が求められるとは思うけどね。
因みに、8人で最初の部屋に入って、各シスターそれぞれに連れられ4人パーティーずつに分かれて、トルネコの部屋で合流という流れ。

たまたま2回プレイでそれぞれ違う進行のシスターに案内されたからわかったけど、最初と2回目のバトルの部屋、ほんのちょっとデザインが違うの。

やっていることは変わらないから、アレだけど、コンプリート感あったので、好きな人は2回はやった方がいいと思います。
ドラクエ好きじゃないと楽しめないアトラクションだとは思いますが。

色々残念な点は書きましたが、またやりたい! って思うし楽しかった。

楽しみにし過ぎて、気合を入れて装備も完璧にしたし(笑)



手荒れが酷いから、最近ネイルしてなかったんだけど、久々にやったら楽しい……やっぱり、ネイル楽しい。
ちょっと失敗してるけど、スライムとバブルスライムね。

我ながら、ハリキリガールでしたよ(笑)

ドラクエメインで行ったけれど、ハリー・ポッターも好きなので、USJには行ってみたかったのだずっと。
映画よりも原作派ではありますが。

そして、ホグワーツへ

いやー、やっぱいいね、ホグワーツ!




バタービールでひげも作った(笑)


ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニーは、すげー面白かった―!
また乗りたい! また乗りたい! って思うほど楽しかった。

けど、吹き替え版をほとんど見てないから、ハリーやハーマイオニーの語りかけに、声だけだと「お前誰だ」ってなるから、吹き替え版好きな人より楽しめなかったかもしれない(笑)

お店もいちいち全部かわいかった。
いちいち手が込んでいて、素晴らしい。







ワンドマジックしたかったけど、杖が高いからまた今度(笑)



オリバンダーさんの店で、杖選びのショウも観た。
選ばれたのが西洋系の少年で、世界観が完璧であったーー!



あと面白かったのは、フライングダイナソー!
乳が痛い(笑)

ジュラシックパークザライドは、普通かな。

進撃の巨人は、並ぼうとしたらもう締め切られて間に合わなかったのが残念だったけど、エヴァンゲリオンXRライド、全然期待してなかっただけに、申し訳なく思いました。
すっごい面白かった!
カジくんと一緒にね、脱出しましたよ(笑)

最後に、ゴジラ・ザ・リアル4D観て終了だったかな?
足元に水来るし、非常に楽しめました。

割と乗った方じゃないかな?
バカみたいに天気よかったけど、閑散期だけあって空いていたんだと思います。
まだから行ったんですけどね。

USJは、興味ないエリアには近づかない分、アトラクションの選択肢は絞られるかもしれない。
そして、コスプレして来場する人の気持ちは非常によくわかりましたよ。
個人的は、パーク内で楽しむ程度の効果だと思っていました。

しかし、土地柄なのか? 教育なのか?
勇者フードタオル被って歩いているだけで、「勇者様!」ってキャストの人が声掛けてくれるし、爪もめっちゃ指摘してくるし、「余分な部分のキャストの盛り上げ力」がすごいから、コスプレして来たら、100倍楽しいだろうと思ったのでした。

こっそり「勇者様……ですか?」と聞いてくるキャストさんには
「あ、ショナイで……お忍びなんで……」とか、こっちのリアクションも変えられるのも楽しかった。

コスプレする人が、人との対応のリアクションを変化を好んでいるかは知らないけど、少なくともワタシは楽しかったなー。

ホグワーツの生徒になってブラブラしたくなりました(笑)

楽しい一日になりました!
人気商品ゆえ、朝一で買ったキンスラポップコーンバケツは、夕方に通りかかった時にはすでにソールドアウトしてたので、欲しい人は早めに買っておいた方がいいアイテムですよー。



また、行きたいかも。
ジョジョは4Dの映像だけだから、時期をずらして来場しちゃったけど、よく考えたらグッズ欲しくなるかもしれない疑惑。

おっかない。
ステキなグッズが出ないことを祈りたい……。

2017年6月20日火曜日

記憶にない洗礼

土曜日に用賀から世田美まで歩いていく道、砧公園内でたくさんのアジサイを見ました。
色とりどり&たくさんの種類。
咲き始めたばかりのものから、満開のものまで。
やっぱりかわいい、アジサイ。



……鎌倉にアジサイ、観に行かなくてもいっかな? という気になったアサクラです。

いやいや、圧巻なアジサイを見たいから鎌倉行きたいと思ったんじゃないか!
ばか!


名前?

さて。

昨夜、ご飯を食べている時になぜか下井草に住んでいた頃の話になりました。
ワタシが0~4歳または、1~4歳くらいの時の話であります。

「あんた、覚えてるでしょ?」
と言われたって、ほとんどのことは覚えていないよ、物事のほとんどを理解していない年齢だしな!
で、なんだかんだ話していた流れで

「そういえばあんた、名前もらってたじゃない?」

は?
名前って?
もしかして、クリスチャンネーム?

「そうそう」

え?
なんて名前?
ワタシ、洗礼受けてたの?
クリスチャンだったの? いつから?

青天の霹靂とはこのことだ。

確かに当時、教会系の幼稚園に通っていた。
近所だったから。
先生のことをシスターと呼んでいたことも覚えている。
だって、シスターの格好をしていたから。
左利きだったが、はさみは右で持つように教えてもらった。
ワタシの両利き人生を示唆する出来事であった(大袈裟)。

神父さんのお兄さんと仲良くさせてもらっていた記憶がある。
家のほぼ目の前が教会だったから、教会の敷地内でよく遊んでいた。
日曜日には必ず教会に通っていた。
ヒマだし、近所だしってことで行ってたんだと思ってたけど、アレ、本気でミサに参加してたの?

だからって、親がクリスチャンでもないのに、なんで名前もらってんの?
引っ越してるからその幼稚園で卒園してないしね。
なんか遊びの一環で、冗談半分でもらったんだろうか?
子供に遊びでくれた名前を、ワタシが本気にしただけだろう、そうに違いない。
 
と思ったのに、違うらしい。
母曰く、ひいおばあちゃんがクリスチャンだったとのこと。
「だからお葬式、普通のと教会の二回したじゃない」

いや、だからそんなの覚えてねーよ。

どちらにせよ、そんな簡単に洗礼なんて受けられるのか?
と調べてみたら、子供の場合は出来るっぽい。
あくまでグーグル先生調べだけど。

つまり、ひいばあちゃんの仕業だろう。
母もよく覚えていなかったけど、あの人のならやりかねない。
柿を買ってくると出かけて、山の一角にある柿の木を買ってくる豪腕であるのだから。
甲斐性がないと娘の夫(母の実父)を追いだして、離婚させてしまう人なのだから。

そんなワケで、ワタシ、クリスチャンネームがあったらしいです。
最早誰も覚えていませんが、アサクラガラシャと名乗っていた可能性も否定できない未来があったようです。


そうそう。
名前と言えば大昔、大先輩劇団、レインボウ城さんのアーサー王子に、ワタシも姫名をください! と酒の席でお願をしたことがある。
(レインボウ城さんに出る役者は、王子名・姫名を授かるのだ。出演もしないのに、欲しくてお願いした)

しばらく考えたのち、アーサー王子は
「フー姫!」
と名前をくださった。

が。
やっぱりジュリエッティーナとかヴォルフガングとか、こう「っぽい」名前が欲しかったので、つまらないとブーイング。

「高貴な名前なんだよー」
残念そうにとおっしゃっていた。

今となっては、すごいかわいい名前だなーと思う。
THE WHOっぽくてかっこいいし。

公演、観に行けてなくてすみません……。
みなさん、お元気ですか?



最近見たもの



◎浮世絵動物園
ワタシは動物が好きなので、普段は好きな作家がメインの展示にしか行かないのですが、太田美術館は安いし、冒険しやすいので、良い出会いを求めて行ってきました。

が、やはり、好きじゃない絵柄はやっぱりあまり好きじゃない。
ただ、あまり好きな作家じゃなくても好きな作品を見つけることが出来ると嬉しい!
タコダンサーとサンショウウオ、良かった。

でも、一番好きだったのは国芳のナマズの下絵。

可愛い過ぎ
ああ可愛い過ぎ
可愛い過ぎ(五七五)

後藤英樹生誕祭

毎年恒例ゴトゥーンのお誕生日会にお呼ばれしました。
残念ながら、後半30分くらいしか参加できないのだけれど、せめてお祝いは直接!
と駆け付けると、優子以外の可燃物全員いた(笑)
元可燃物の人もいた(笑)

ゴトゥーンの人柄を示すように、本当にあたたかい会で、良い時間でした。
可燃物の人たちじゃこうはいかない。
こんなゆったりとあたたかい会には絶対ならないよなー。



おめでとう、ゴトゥーン!
ありがとう、ゴトゥーン!
また呑もう、ゴトゥーン!


そんな、最後の5本締めの写真。

来年は、生誕50周年だね!

2017年6月17日土曜日

チョコミントとはらぺこあおむし

ごきげんよう。
そんな挨拶をしたくなる朝。

ワタシは、昨日購入しておいたチョコミントベーグルを食したのです。

おいしいよ、ミントベーグル


ベーグルなのになんという爽やかさ!
そしてミント感!
うまーーーーし!

ごきげんよう。
穏やかな笑みを浮かべ言いたい気分。
チョコミントベーグルによる作用。

好物が増えました。
これは、おいしい。

普段休みの日、しかも午前中に食べ物を口にすることがないワタクシが、爽やか満喫したのには理由があります。
今日は、エリック・カール展に行くのです。

チョコミントなかき氷

午前中のうちに家を出発することに成功。
途中の駅にあるずっと行きたかったお店に寄り道をしたいから、午前中は必須条件でした。
ジャストタイミングで並ばずに入店!


チョコミントかき氷(=゚ω゚)ノ

個人的には、ミントシロップは甘くない方が良かった。
甘いの欲しくなったらチョコ部分を食べて調整したい。
中がね、トラ模様のようにチョコがあるのだよ。


ミントシロップが甘すぎて、後半飽きるという事件発生。

うん。
そこは残念でした。
でも最初は本当においしかったよー!


さて、エリック・カール展

チョコミントにまみれて、世田谷美術館へ。
はらぺこあおむしでお馴染のエリック・カール展。


ワタシは、はらぺこあおむしが大好きだった。
なにせ穴があいている。
そこに魅力があった。

保育園の本だったので、大きくなってから……と言っても高校生だったかな……自分で絵本を買った。
しかも、なんかサイズ違いと英語版とか無意味に数冊持っている。
すると、穴もさることながら、色彩の素晴らしさにヤラれた。
なんだこの無造作パターン、どーやってんだ、どーなってんだ。

と不思議に思っていたまま、特に追及することなく、ぼんやりと疑問を持ったまま生きてきました。


原画展に行って初めて、コラージュだったんだ!
という衝撃と、あの不思議な様々な色合いのパターンが途中でゴリっと変わる理由が分かって合点がいきました。
コラージュね!
しかも割と面白いアイディアも随所に合って、レイヤーの感じとか、やっぱり天才なんですねって思いました。

習作と完成原画の違いも面白く、なにもよりかわいい・すてき・大好き。
絵本以外のアートワークもあって、それもステキでした。

最後に世田美の勢いがすごかった。
出口で待ち構えて「ポストカードあげるからアンケートにご協力ください」の強制力。
半端ない。
座りたかったからアンケートに協力したけど、アンケート渡したら回答欄全部きっちりチェックして、その間待たされるんだよね……。
チェック終わったら、チェックしてた人は「ありがとう」の一言も言わず(目の前にいるのに)、お姉さんに頷いて合図をして、
お姉さんからお礼の言葉とポストカード貰ったんだけど……「スタッフの対応」ってアンケートの欄、最後の最後で評価変えたくなったかなー。
ま、いいんだけど。

かわいいとステキのコンボ。
満喫しました!

2017年6月14日水曜日

初・オレオレ詐欺

なんということでしょう!
今年は妖怪関係の展示がないようですよ!
どうして? なんで? 夏のお楽しみだのに!
三井の「地獄ワンダーランド」くらいしかないっぽい、地獄だから妖怪じゃないけど……かなしい。
アサクラです。

太田美術館は芳年ぱいせんの妖怪をやってくれるんで、あるかどうかは分からないけれどカワイイ土蜘蛛さんに会えるかもしれない。だから行こうかな。
3年前くらいは回りきれないくらいやってたのになー、ちぇー。
ちぇー。

ヤツがきた

さて、アサクラ家にもとうとう「オレオレ詐欺」からの電話があった模様。
「本当にあるんだな~」となんか不思議な気持ちに。

同居していない時は
「知らない番号の電話には出ないでいい」
「ワタシやあなたの息子を名乗る人から電話がきたら、こちらから折り返すと言って、実際にワタシに電話をしなさい」
「まず名前を聞きましょう」
「なんなら、ウチの子病気で入院してるのに、あんた誰? とか言っちゃいましょう」
「1年前に死んだはずの……おさむかい? 本当におさむなのかい?! とドラマチックに言いましょう」

と指導。
後半に行くに従い「ふざけるな」と無視されていたワケですが。
いやね、一度つながった番号ですからね、リストから抹消してもらわなきゃいけないわけで、
ワタシは本気だったのですけどね。
意図を説明しても理解は得られませんでした。

「取るもんなんてないんだから」

が理由だったので、万が一「取るものがあった時」この人、アウトだな。
と我が母ながら残念に思った次第です。


甥からの電話

『お久しぶりです。甥です、甥。長男の方』
と電話の相手が名乗り、絶対に名前は言うなと指導していたのに、案の定
「なに? ○○(甥の長男の名前)?」とか言っちゃって。
『相談したいことがあって……また電話します』
「なに? 相談したいことって。お金ならないからね、年金で生活してんだから、悪いけど無理だよ!」
端的な流れで言うと、こんな感じだったらしい。
(ワタシも在宅していたので、後半の「~年金で」辺りからは聞こえていた)

「甥」なんて名乗るオレオレ詐欺はいるのか?
と思い調べてみたら、超あった。
しかも、「上の方」とか「長男」という言い方も実際にあった。

今のところ折り返しの電話はかかって来てないし、「相談事=金⇒ないからね!」を発動しているので
もうかかってこないかもしれない。
しかし、名前を言っちゃってるから長男甥の名を語る相手からお電話は気をつけるように指導。

長男甥の母、彼女にとっての義姉にも電話して確認したら、
義姉の見解も「オレオレ詐欺でしょ」ということだった。
だが、彼が闘病中であることも発覚したので治りますようにと遠くの空から願う。
都内だけど。

「あんたあっちの家に電話するとき、なんて言う?」
フルネームだね。
フルネームで分からなそうなら、あなたの名前を出して娘ですって言うね。
「でしょ? 甥なんて言わないわよね、常識的にも。詐欺だ詐欺!」

とは言っていたけど、情け深い人なので、いとこのことを割と心配している節がある。
お金を取られなくて、詐欺電話を回避できても

「本当だったらどうしよう、かわいそうなことをした」

という感情を残す、体験しないと分からない最高に下劣な側面を発見した。
本人も詐欺だって分かってるけど、なんとなくシコリが残っているのが見える。
だから同じことを何度も話す。
「オレオレ詐欺だよね」って何度も話す。
日がたてばすっかり忘れるとは思うけどね。

オレオレ詐欺になぞなぜに引っかかるのだろう?
と思っていたけど、はじめてちゃんと向き合って考えたら、ちょっと理解できた。
よく妊娠して、子育てしていると社会生活から遠のくと聞く。
接点がなくなると聞く。
そういう発言を聞いて、はじめてなるほどと納得した。
確かに社会との接点がなくなると、おいてけぼり感を感じるだろう。
それはかなりつらいだろう。
老人もきっと、これと同じなんだと思う。

一定年齢から仕事をしなくてよくなる。
趣味がないと社会との接点がなくなる。
誰かの役に立ちたいという気持ちで詐欺い引っかかってしまう。
きっと、詐欺にあった人たちは、ただ我が子かわいさだけじゃないんだな。
とはじめて思ったのでした。


つまり、今のワタシに必要なのはプレゼン力だ。
素直に、ワタシの考えた愉快な詐欺対応を実践してもらえるように、プレゼン力を高めようと思う。


バベルの塔展

最後に最近観に行った展示の備忘録。


◎ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝―ボスを超えて―
変な生き物目当てでおでかけ。
あまり宗教画は好きじゃないので、前半はびゅんびゅん流し観。
お! っと思う出会いもなかった。

が、やはりボスとブリューゲルのモンスターはめちゃくちゃカワイイ。
辞め時が分からない。
ああ、かわいい!

大混雑のバベルの塔。
のんびり待ちながら見ましたが……結局、すげーよかったというオチ。
もうすごい。
笑っちゃう。
バカなんじゃないの? って(褒めている)。
細か過ぎるし、あのサイズのキャンバスにすごいたくさんの世界があって、圧倒される。
そこここに展開しているドラマ……人が生活しているさま。
いつまでも観ていられるが、混雑しているので譲りながらじゃなきゃ! と前列から離脱しようとしているのに
まったくもって誰も隙間を開けてくれないからね、出られないよ。
気持ちは分かるけど、譲れば譲ってもらえる。

大きな世界観の目の前で、小さな器。

大友克之バベルは、大友っぽかった。



ヒグチユウコ「BABEL」展



◎ヒグチユウコ「BABEL」展
↑の翌日に、観に行った。
会期が終了していると思ったら、規模が小さくなって延長されていたので観られました。
ゴトゥーンに教えてもらったよ。
ありがとうゴトゥーン!

ボスとブリューゲルに対する愛情がハンパない作品たち。
原画から破廉恥なほど溢れ出ていた。

カワイイ。
すごく好き。
高いけど、画集欲しい。
奇妙奇天烈摩訶不思議が詰まっている。
絵が描けるってすごい! うらやましい!
すごい! うらやましい!

2017年6月11日日曜日

大英自然史博物館展

最終日に滑り込み。

失念と後悔


科博の展示は平日か夜しか行かないと決めていた。
しかし、このルールを決めたのはもうだいぶ前なので、理由をすっかり忘れていた。
そう、すっかり理由を忘れてしまっていた結果、今日までだからとのこのこ出掛けたのだ。

もしも、理由を覚えていたら観に行かなかっただろうか?
行きたい展示も思わず諦めたくなるもんな……。

感想文の前に書くのもなんだが、未来のワタシがぼけーーーっとしてまた失念しないために記しておく。

もう二度とルールは破ってはならない!
何があっても、だ。
ストレスで死んでしまうぞ!!

というわけで、

いざ、大英自然史博物館



専門家垂涎の展示だったのではないかと思います。
ワタシみたいな一般人は、事前にちょっと知識入れておくと、「へー」ってなる感じ、難しくはないけど、専門家は涙して喜ぶのであろうことはわかりました。



博物館の設立と発展を展示してあり、それつまり生物学の発展ともイコール的な。
それだけでも、「へーー!」ってなるのですが。

いっぱいいっぱい集めたら、名前つけなきゃいけない。
名前をつけよう⇒分類学の発展、とか、へー! の連続。

動物も虫も鉱物も植物も集めるだけ集めて、名前決めたりしている中、ダーウィンとかも登場して来て進化論とかしちゃう。
つか、ダーウィン死ぬほど絵がうまい。

割と長いこと信じられていた「ピルトダウン人」の化石もインチキだってことになったのに、インチキだったんだよね~って感じで展示されているのがすごい。
日本だとこう言うの、すぐ撤去しちゃう気がする。
間違った歴史も残すって、確かに「歴史を残している」感じがしてすごい。
なかったことにしないのかー。
勇気ある。
なんども「へー!」ってなりながら観ましたよ。


人気の始祖鳥の化石もレプリカ標本は何度も見たことある。
恐竜展で2~3度は見ているはず。
そのホンモノか! とは思うけど、見分けなど付かないw
ただホンモノをみたんだな~とは思うけど。
死ぬほど混雑してた。



それにしても日々進化をしているから、始祖鳥の3D再現が、何度も恐竜展で見たイラストとだいぶ違ってきた!
ドードーの3D再現も、昔のイラストより小さくなっていて面白かった。


一番楽しみだった、呪いのアメジスト。
フツーでした(笑)


あとめっちゃ笑った、集団で交尾したまま窒息死したと思われる三葉虫。


ネコはミイラもカワイイ。


鳥類は、仰向け。
傷まないようにって配慮らしい。
なかなか見られないから可愛い。


トラ、好き。


12000年前に絶滅したオオナマケモノ。
かわいい



彼女「ダーウィンって聞いたことある! 昆虫記の人?」
彼「それはファーブルね」
という会話をするカップル。
彼の説明をふんふんと聞く彼女。
良い光景でした。
(彼氏くんは専攻でもしているんだろうか? ワタシも勉強になった)

彼女はきっと、明日には忘れてしまうだろうけど(だって、学校でダーウィンなんて何度も出てきてるだろうし)、彼が興味のあることを理解しようとしている姿は大変可愛かったです。

それと、ヒクイドリが可愛かったんですけど、どうしてもスケバン刑事の火喰鳥を思い出し、胸が熱くなりました。

そういうの含めても、予備知識があると興奮する展示だったなー(予備知識違い)。
知識のある人は、ワタシの100万倍楽しめてるんだろうなー。
知識めー!

やっぱり学校の勉強はしている方がいい。
タイムマシーンで戻って、子どものワタシに言ったところでどうせ言うこと聞かないからやらないけど。

もっとちゃんとお勉強をしていればもっと未来は楽しいし、広がるの本当だよねー。

2017年6月7日水曜日

アジサイを観に行きたい

引越しをして悲しい事、ツバメの観察が出来なくなったこと。
アサクラです。
パチ山さんは今年も帰って来たでしょうか。

ツバメがいない

小さい頃からずっと、この辺でツバメすら見たことがありません。
ただし、ヘビ、リス、たぬき、コウモリは見たことがあります。
緑が豊かな都会なのです。

ゆえに、ツバメがいないはずない! と耳を澄ませて駅までの道を歩いているのですが。
本日はじめて、小鳥の鳴き声っぽい集団合唱が上手から聞こえてきて、すわ! と思ったものの……
探索する時間はありませんでした。
完全に住宅密集地なんで、夜にふらふらしてたら通報されてしまいそう。
また明日も鳴き声が聞こえますように。

アジサイが見たい

さて、今年は鎌倉にアジサイを観に行きたい。
そんな願望を持っています。
鎌倉は中学の遠足、先輩の実家、仕事で心霊スポットを巡ったのと、3回くらいしか行ってない気がします。

「もっとゆっくり行きたい」
と毎回思いながら、近くて遠いぜ、鎌倉!
いざ行くと、なんだ~、割と近いよね♪ って必ず思うけど、やっぱり遠いぜ鎌倉!
生しらすより、かま揚げしらすの方がうまかったぜ江の島!

アジサイをメインに、どんなプランを立てようか……と悩んでいる内に、アジサイが枯れてしまいそう。
何も考えずに特攻かけた方がよさそうな気がする。
事前に調べて行けば、この店寄ったのにー! という悔しい思いをするだろうが、それもまた一興。
いつだって行けるんだ、そこまで遠くないんだから。
でも、めっちゃ遠いぜ鎌倉!

どのくらい混んでいるのか想像もつかないが、観てみたい、鎌倉inアジサイ。
今月の目標です。


で、最近の可燃物さんは、ロボ漕ぎ青年を探したり、見つけたり、断られてはまた探して、稽古場を予約したり、フライヤーデザインを発注したり、要するに人探しと事務作業の日々です。
コツコツ地道に、皆様に楽しんでもらえる作品準備をしています。
キャスト発表など、もうしばらくお待ちください!



最後に最近観に行った展示の備忘録



◎シリアルキラー展(前期)
殺人ピエロ、ジョン・ウェイン・ゲイシー、レクター博士のモデル、ヘンリー・リー・ルーカス、ゴーリーの『おぞましい二人』に描かれているムーアズ事件の犯人、人肉バーガーの人、などなど名だたるシリアルキラーのアートワークや手紙、ポートレートの展示。

前に、アール・ブリュット アウトサイダーアート展で観た、殺人鬼が刑務所で描いた絵。
この絵を見た時の衝撃が今でも忘れられない。
イヤな気持ちしか生まれない。
嫌悪感しか感じない。
そんな絵があるってすごいと、心が震えたのでした。

「ほんと、この人、嫌い」

なんて感想、絵を見てはじめて思った。
あれは何年前だったろうか……誘ってくれたOさんには、心から感謝している。
この時、不思議な感情がたくさん生まれた。

そんな出会いがまたあるといいな。
吐き気がするような嫌悪感も、酷い事件を起こしているのにこんなに美しいのもを表現するの?! とか、なんでもいい。

そんな出会いを期待し過ぎていたので肩透かしでした。
いや、ワタシが英語が読めたなら、もっとすっごい楽しめたであろうとは思いますよ。

でも、アウトサイダーアートに通ずる「なんかめっちゃこだわってる」感は満載で、そこは不思議な感じがして面白かった。

そして、何より、ウェイン・ロー(正確にはシリアルキラーにカテゴライズされない人)のアートワークが素晴らしかった!
この中では恵まれた環境に育った、高度な教育を受けている印象。
感性がすごい。
ワタシのような凡人には、なんも分からないけど彼なりの哲学を感じるし、鬼几帳面。

この人に家族を殺されていたら、こんな気持ちにはなれないだろうけど。
画廊ごと火をつけたくなるだろうけど。
罪を憎んで人を憎まず方式を採用しての鑑賞必須。
こんなすごいこと出来るのに、なんであんな事件起こしたんだ、ばか! って言いたい。
この人の作品は、もっとみたい。

というワケで。
後期、観に行くかどうしようか悩み中。
英語読めないからw
でも、またあんな出会いがあったら……という期待も捨てがたいぜ!