こんな日は、休日混み合っている場所へ出かけるのが習わし。
まず一発目は。
早起きして
「大哺乳類展2 みんなの生き残り作戦」
お久しぶりの科博。
事前に前売りチケットを購入しているのだよ。
なぜなら、ハダカデバネズミスクイーズが付いてくるグッズ前売りに惹かれたから!
象の骨がお出迎え。
かっこいい。
斜め横もかっこいい。
後ろ姿で、なぜか一番象らしいと思う。
肉と皮膚がふっと見えた気がした。
さて、象にご機嫌であったのだが。
写真撮影OKだからって、子供の記念撮影を3家族くらいが場所独占してるの本当に良くない。
因みに、子どもが撮って! と言っているなら、未来の学者様かもしれないからワタシは大いに場所を譲る構えだが、特に興味もないし、なんなら「なんで写真撮んなきゃならないんだ、うざ」というテンションのお子さんを何度も撮影していたこの3家族くらいの団体、よくないぞ!
「こっち向いて~!」の時間×3。
象を見ている我々に「すみません」の一言でもあれば、家族の思い出を残せばいいよと寛容な気持ちにもなれたが、まったく配慮がないので呪いの言葉しか出ない。
だから科博の展示は面倒なんだ。
平日を選んできたのに、平日の午前中はこんな人種がいるんだと勉強になった。
あと、中学生かな? が大量にいた。
「あと30分しかないよ!」みたいな声が聞こえてきたので、一体何時から見学してるんだろう?
と考えてしまった。
だって、ここ、入り口。
まだ展示は始まったばかりの場所だったから。
40分くらいしか見学時間ないのかな?
それは酷だぜ!
先生、ちょっとじっくり見せてあげてよ。
とか思いながら、骨を見ていた。
この骨のコーナーは、動物の歩行についてもフィーチャーされている。
歩くときと、小走りと、ダッシュでは、足の運びが違うということ。
それぞれ動物毎に書き記されている。
面白い。
この角度で見ただけで、パンダって分かる骨。
横から見ると印象が変わる。
そして、レッサーパンダとの違い。
面白い。
イリオモテヤマネコと、
ライオン、やっぱりねこ科の仲間感あるよね。
足が全然違うけどw
この辺を見ていたとき、隣のご婦人たちの会話が耳に入ってきた。
「三番目の胸骨が……」
「あの六番目の骨……」
「ねこには、あの骨はないはずだよね?」
「犬にはあるんだけどね」
やべー、なんか会話がかっこいいぜ! ご婦人!
あの骨ってなに!?
犬にあって、猫にない骨、教えてよ!!!!!!
と専門知識的な会話が気になって、見学に集中できなくなったので、ご婦人方と見るスピードを変えて、声が聞こえないようにした。
あぶない。
平日の昼間には写真撮影にしか興味のない家族もいれば、社会科見学の学生、オタまでズラリと揃っている。
カバの骨。
愛おしい。
なんかカワイイ。
そして、じっとずっと見ちゃったのがこれ、アルマジロ。
マタコミツオビアルマジロ。
なるほど納得のアルマジロの骨。
これには、なんかハッとさせられた。
そして、なぜチーターは走るのが速いのか。
びょんびょんするからだよっていう説明も楽しかったし、しなやかだし、クール。
チーター、超クール。
そして&そして、ニホンテンのかわいさよ。
骨までかわいい。
さまざまな骨の次は、剥製が待ってたぜ!
最早、神々の行進。
やばい。
生には劣るけど、写真で見ても神々の行進感あるよね。
熊の迫力よ。
小さきものたち。
ちょっとずつ大きくなるよ。
写真ばっかり続くよ。
奥にはサルの仲間たち。
その奥にはイヌの仲間たち。
オオカミは吠えてる。
飛ぶもの。
選べない写真……。
段々どこを見て、どこを見てないのか分からなくなりますw
フェネックかわいい。
奥の猫科を近くでみたいなーとか思ってたら、
ヒョウの表情が素晴らしいとか、
思ってると、海獣のデカさに改めて驚いてみたり、
また、手前のかわいこちゃんたちに気をとられたり、
見逃した気がして戻ってみたり、
パンダとレッサーパンダ、やっぱりかわいいと思っていても、
海獣のデカさに圧倒される。
象もキリンもデカいけど、もう海の哺乳類のデカさ、やべー。
と思っていると、海の仲間たちゾーンに。
あまり馴染みのない子もいる。
ジュゴンが小さく見える。
納まりきらないラスボス感。
水陸両用と草系の仲間たちが突然現れ……後ろの神々しさがすごい。
飽きてきて人は飛ばしてください。
飽きないので続けます。
角を持つ子たちの美しさよ……。
さりげに、干支の方もらっしゃる。
見返り美人。
小さきものの可愛らしさよ。
段々とマヒしてきて、
何度も往復して、
美しさを何度も確認してしまう。
もふもふしてみたい。
最早、彼らは神なのでは?
目-------------------!!!!!!!
有り難い気持ちになってくる。
クジラの骨にも気をとられてしまうけど、
小柄なみなさんの愛らしさ。
時折現れる小さきものの破壊力。
ああ、神々の行進が終わってしまう。
愛を感じる整列。
くじらの下から見た後、
この角度も美しい。
足ナメのアングルから見る。
最も神々しい大賞受賞。
なんて美しいのだろうね。
一日中居られる。
途中に、触って見ようのコーナーがあって、さわった。
触られすぎて、毛並み悪くなってたけど、すっごい腕を伸ばして触る人が少なそうなところなでると、ふわふわだったー。
剥製は、そもそもかたいし、体温ないから実物とはちょっと遠いとは思うけどね。
剥製自体触る機会ないから、おさわりしちゃうね。
トラさん。
脇のところはふわふわだった。
実際は剛毛だろうけど。
すべっすべだった。
そんでもって。海獣の骨たちがあって、
そこから、あごの骨とか、歯とか、内臓系、生殖器とかの展示があって(特に生殖器は面白かった)、キリンの内臓があって、
デカいし、
なんか電飾で経路を示してくれている。
これはシマウマさん。
草食動物は消化器系デカいね。
んで、子どもと大人の違いがあって、
急にほのぼのとする。
バクのお子さん、かわいいということで、終了。
おそろしくずっといられる展示であった。
グッズ売り場で、ハダカデバネズミスクイーズを交換してもらった。
ちょっと!
想像よりカワイイ!
うれしい!
グッズ付チケット買ってよかったー!
はあ。
疲れましたね。
と、思いましたが、お次は
「ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ」
ガンダムの町に到着。
ちょっとお茶してから向かおうかと思ったが、手頃なお店が皆無。
ヤバイぜ、ガンダムの町。
シャッター閉まりまくってるし。
仕方なく、そのまま向かう。
ちひろ美術館は、初来訪。
きれいなところ。
ただ、物販、カフェも有料なのが残念ね。
そこが開けているだけで、ぐっと親しまれる施設になるはず。
まあ、いい。
なぜなら、ワタシはいわさきちひろの絵が怖かったからだ。
よく分からないが、不安な気持ちになるのだ。
子どもの頃からだから、何かしらあったのだろう。
別に今は怖くないが、好んで見ようとは思わない。
子どもの頃に何を見たんだろうな。
あのふんわりしたアウトラインのなさが不安だったのかな?
ポンキッキの、「♪カモンカモーン カモンカモーン カモンカモーン カモンカモーン(プリーズプリーズミー)」の音楽と共に、数字がゆらゆら揺れていたりするのあったじゃん?
同世代にしか伝わらないだろうけどw
今思えば、シュールでシャレオツなコーナー。
あれも怖かったんだよね。
強烈に覚えてる。
めっちゃ不安になるんだよ。
なんでかは知らんのだけど。
それと同じような現象。
というわけで、特別展以外どうせ遊びに来ないんだよね。
だから、いい。
ソッコーで荷物をロッカーに入れて、鑑賞開始。
んんんん。
細かすぎる。パースが凄過ぎて、逆に分からないwww
大きな絵の大胆さと、小さな絵の大胆さと、原画の緻密さと、素晴らしいof素晴らしい。
現実とファンタジーがジャスト良い。
語彙力がないので、ひとまとめにステキと表記する。
とにかく、クリーチャーがかわいすぎる。
クリーチャーがかわいすぎるんだよなー。
はじめてアニメも見たけど、なんでもすごいんですね。
アトリエ再現も気が利いているおまけ付。
毎週ショーン本人からの直筆メッセージが追加されてるんだって。
ふわー、疲れました。
眠くなってきました。
もんのすごく眠くてたまりません。
集中力を使い過ぎたのか。
立ちっぱなし&歩きっぱなしだからか。
昨日、なかなか眠れなかったからか。
定かではないが、駅の横にある喫煙カフェで小休止を取ることにした。
電車では寝よう。
なぜなら、夜は観劇の予定があるのだよ。
こんなに眠いのにw
重要文化財で観劇
たつやさんご出演の三人芝居を見てきた。
重要文化財、この場所をきっちり使っている題材で、面白かったが、噛みすぎだよ役者さんw
ま、それすらも大丈夫な感じのゆるさもあるんだけど。
ステキ空間マジックだろうか?
でも、面白かった。
ゴゴアメに似合いそうな場所。
とってもゴゴアメチックだから、あやさんに報告しよう、そうしよう。
明るい時間の外観と、
夜の外観。
素敵だね。
最近、なんか観に行くと優子にバッタリ会うねー。