どうも、あさくらです。
だから、どんな検査をしたって、何も出てこないんだから、いいじゃないか。
ちょっと不調だったんだよ。
あきらめてくれんかね、先生。
という気持ちになるが、ここまでちゃんと視てくれる事に感謝しなければならんのだろう。
分かっちゃいるけど、面倒くさい。
というわけで、病院を出てお芝居を見に行く。
達哉さんご出演のお芝居。
良いお天気の中、桜のつぼみも膨らんでいる。
いいねー。
さて、珍しいホテルの会議室をつかったシチュエーションコメディーでした。
とても面白かった!
そして、また、チケット代のことについて考えた。
照明は、会議室の電気だし、オペさん雇ってない。
舞台セットもない。
衣装もそんなにお金が掛っていない。
でも、面白かったら問題ないんだ。
自分なら、この設備、出費でチケット代の設定をどうするだろう?
やっぱり、色々考えたほうが良いような気がしている、自分の中の常識をね。
面白かったら、いくらでもいいってのは共通事項。
そして、お客さんの楽しみ方についても深く考えた。
昨今、役者風情が、お客様の観劇マナーに言及する時代になりました。
気持ちは分かります。
ワタシも、舞台中にケータイが鳴ったら、ざけんなっ! って思います。
あの人、ゲームやってた。
最前で寝ている人がいる。
役者は、楽屋で色々なことを言っていますw
でもね、自分でお金払って、席を買って、そこで寝てようとゲームしてようと自由なわけです。
周りに迷惑をかけなければ。
他のお客様の迷惑だから辞めて欲しいとは思っても、役者の集中力が切れる、積み上げてきた稽古の時間を壊すな、本番の空気を壊すな、っていうのは、なんか違うと思っていて。
それくらいで壊れるような集中力なら、無いのと同じ。
その程度の邪魔で壊れる芝居なら、とかね、キレイゴトはいっぱい書けますが、そーゆーことでもないっつーか。
「うるいさいですよ」ってお客同士が注意して揉め事になったり、飲んじゃいけないお茶を飲んでいて、それをこぼして知らないお客様の服を汚したりの方が大問題。
ってことは、一旦おいておいて。
なんで、こんならしくない話を書き出したかというと。
本日、ワタシの隣に、きれいなお姉さんが座っていたんです。
お友達と二人でお越しのようでした。
このお姉さん、すっごいリアクションするのね。
「え、うそでしょ?!」
「やだー!」
「今の見た? ね、どうして?」
とか、笑い声だけじゃなくて、もうすっごいの。
しかも、ずっとしゃべってるのw
体もガンガン動くしw
最初は、うるせーな、お前のせいでこっちは全然楽しめないよ。
お前のリアクション見にきたんじゃねーんだよ、あれだな、お前、ライブとか行ったら、一緒に大声で歌っちゃうタイプの人だろ、お前のコンサートを聴きにきたわけじゃねーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
ってね。
心の中で叫んでいたんですよ。
でもね、なんつーか、この家にいるようにリラックスして見に来ている姿勢ってのは、すげーなと。
例えば、宝塚とかもう着飾って行く社交場、的なところと違うわけですよ、小劇場は。
こういう風にリラックスして、キャッキャって観られたら、劇場に足を運んでくれるお客様って増えるのかな……とかね。
昨今、誰でも正義の刃的なつもりで物申す時代ですから、マナー奉行みたいな人たちがいっぱいいるわけです。
確かに、映画館でそこまでうるさい人がいたら、「静かにして」って言うでしょう。
でも、こんな風に観られたら、それはそれで広がる世界があるのかなーとか、考えたわけです。
うるさいんだよ、実際。
だけど、あのお姉さん、楽しそうだったんだよなー。
うざかったけどね、すごく。
でも、楽しそうだったんだよ。
マナー、マナーって言うし、人に迷惑掛けられたら、言葉の暴力ふるってもいいと思っている人が多い世の中ですけどね。
うるさく言えば、真面目な人が遠慮するだけ。
聞く耳持つのは、マナーを守っている人だけだしね。
そうしていると、世界は広がらないし狭まるんだよ。
バンドあるあるだけど、古参おっかけと新規おっかけの揉め事とかね。
なんにもしてない、善良なファンが嫌気さして観に行かなくなる。
そうするとどうなるかって、自分の好きなバンドの動員が下がって、活動領域が狭まる。
本末転倒という誰も得しないストーリー。
何がマナーで、何が迷惑で、ってことより、皆が快適に見られる環境ってなんだろうなー。
ってことを考えたのでした。
とか、まじめなこと書いてるけど。
ぜいたくして、高級クレープ屋には寄り道をした。
生いちごミルク!
構成は、いちご、ミルクわらび餅、メレンゲベリー、アマレットの雪とのこと。
いちごが甘くてすっごくおいしかったー!
全部おいしいんだけど。
っていうか、本当、パーラのクレープは贅沢品だ。
贅沢してしまった!