2019年8月3日土曜日

生き延びる工夫

「今年こそはエアコンを買おう」

そう思いながら、結局買えない。
つまり、今年の夏も扇風機とジェル状の凍らせる枕で生き残る工夫をしている。
早く夏が終わればいいと、心から思っている。

にも関わらず。
隣の部屋にいる老人はエアコンを使おうとしない。
壊れた時に大騒ぎして、ワタシに買わせたエアコンを、だ。

気が狂わんばかりに大騒ぎしたのだ、彼女は。
当時は同居していなかったので、仕方なく、ワタシのサーキュレーターを貸してあげつつ、エアコンが到着するまでの場つなぎにした。
(扇風機は所持していたんだけど足りないとか言い出したから)

その年、当時のワタシの部屋のエアコンも使えなくなってたから地獄だったんだけどね!

そもそも老人は変化に疎い。
うちの老人は、輪をかけて疎いタイプなので、7月にエアコンなんてもったいないと言うクソみたいな価値観で生きている。

何十年前の話をしとるんだね。
今の日本の気温は、昔と違う。
ゆで卵は生卵に戻らないんだよ。
電気代より入院費の方が高い。
ましてや、葬式代はもっと高い。
毎年この炎天下の中法事をしろと言うのか、なんだその子供にやさしくない死に様は。

そう毎日呪文のように唱えることに疲れました。
なんなら、熱中症でワタシが死んだら、変わってくれるのかしらんとか思いはじめる程度には疲れたので、もういい、そのエアコンください。
あなた使わないなら。

と、言い捨てて髪を切り行った。
またガッツリ切りたかったのだが、ちょっと抑えてみた。
そろそろお話もらっている公演に影響が出て来そうなので。

ゴリッと2ブロックにしたかったけど、がまん。


そして、のんびりサービスのビールを頂く。
昼から飲むビールは格別であるねー。


おせんべいまで頂いてしまった。
いつもありがとうございます!

ああ、また暑い部屋に帰るのか、とうんざりしながら帰宅。
老人の部屋は、エアコンが稼動しているようだった。
部屋が熱せられる前からかけとけよ、その方が電気代安いよ、老人。