2020年2月17日月曜日

困ったときは猫だよ


仕事帰りに、夜廻り猫展に寄った。

217ってあるけど、これ、日付だよね?
毎日変えてるのか……相変わらず細部に凝っている。



手書きPOPも毎回のこととはいえ、すごいね。


よく見るやつと、初めてのヤツが混在していたキャンバス。
前回はなかった気がする手書きタイトル&キャプションつきだ。
ワタシの好きなニイとじゅーろーをチョイス。



もちろん、漫画原画も。
全部読めなかった。
角においてあるファイルをずーーーーっと見ている人がいたからあきらめる。
もう一回くらい来れそうだしな。



このデカイパネルは、出版社保管なんだろうかね?
と余計なことを考える。
巨大キャンパスもあるから本人保管とか……。


飾りの小物が増えた気がする。


宙ッパチャップス、売って欲しい。


エサを捕獲しておった。

「ミニ」だけあって、ちょこんとした展示だったが、なんというか、毎回のことながら細部にこだわっており頭が下がる。
新聞もいただきました。
ありがとうございました。

夜廻り猫には泣かされることも多いが、たまにマジか? って引く話もある。
狙い過ぎって言うのかな。

基本は、思わぬ部分を突いてくるのがすき。

へーさんに慰めてもらいたいとは思わないけど、すべてが丸く収まるわけでもないから、なんか良い、というのもある。

なんとなくご褒美感あるんだよな、へーさんたちが来るって事象。
生きてりゃ、なんかしら突然ご褒美をもらえるもんだよなー、っていう実感はあるし。

例えば、先日の品川WSの面談で、突然ご褒美もらった。

中学生女子が突然、「前に、はじめて朗読を見て。朗読って何するんだろう、本読んでるの見て面白いのかな? って思いながら見たんですけど」

突然、何の話をするんだろう? と思いながら、たいがたんと相づちを打ちながら聞いていた。

女子「あのコタツの話、コタツの話……」
たいが「ああ、こないだの朗読観に行ったんだ?」
ワタシ「朗読観に来てくれたの?」
女子「そうです! コタツ、あのコタツ……」
ワタシ「あ、12月じゃなくて、ずいぶん前のやつか! コタツタイムマシーンの話!?」

女子「そうです! そうです! あれ、すっごく面白くって、この人すごいなって思って、演劇ってすごいなって、私もやりたいって思ったんです!」

ワタシ「あら、ありがとう!」
女子「全然気付かなくって、Aちゃんに『あれ、マリモさんだよ』って教えてもらって! 全然気付かなくって! すごい面白かったです! すごかったです!」

朗読自体を誉めてくれてるんだろうと思ったら、ワタシを誉めてくれていた。
しかも、さっき調べてみたら2016年の公演よ。

4年も前よ。
彼女、小学生よ。
午後から雨になるでしょう朗読公演「クライマガコ、涼暮月」の中の短編よ。
ゆたくんがメインで読んだやつよ。

すっごい嬉しいし、寿命延びたし、もっと早く言ってよー!
でも、あの様子だと、きっと、ほんとについさっき知った感じの興奮感だったな。

と書きながら、急に頭に映像が浮かんできたんだけど……。

もしかしたら、ワタシ、挨拶してる気がする。
話しかけられて、紹介された気がする、村井さんに。
まだ小さかったAの横に、もっと小さい子がいた記憶がある。

もしかして、乳歯の生え変わりの時期だった??
と、今思い出してももう聞けない。

彼女、この春に地元(海外)に戻ることになってしまったから。
残念。
芝居も、ダンスも、歌も上手だった。
活躍して欲しい子だった。
そんな子に一瞬でも憧れられて、嬉しかったです。
死ぬ前に思い出します。

と、こういうことがあったときに、これってへーさんたちが来てくれた感じかな?
って思うんですけど、どう?



とかいうこととは関係なく、帰り道すがら、さくらミルクプリンフラペチーノ。
桜吹雪のようなチップたちがきれい。
春みあふれた味。


あと、衝撃を受けて買ってしまったこれ「獺祭酒かすクリームいちごサンド」。

ワタシ、酒粕が少し苦手。
だから、奈良漬、西京焼き系が苦手だったりします。
とはいえ、ちょっと気になるから買っちゃった。

獺祭感は、ほとんどない。
酒粕感は、ある。
なんというか苦味じゃないけど、それに近しい感じとほんのり甘い。

なんとなく健康になれそうなクリームだったw