2020年2月4日火曜日

アフリカ館は、もうない

久しぶりに浅川さんと呑んだ。
とはいえ、彼女は禁酒中であり、禁煙中だ。

昔から、0 or 100 の人であったが、磨きがかかった感がある。
そして、彼女の意思は強いんだよな。

そんな諸々の話をしながら、「としまえん閉園」の話になった。

豊島区民ほどではないが、杉並区の子どもたちにとっても、としまえんはごくごく身近な遊園地であった。
なぜならば、近所のだれかしらが「木馬の会」に入っているからだ。

学生時代はまだ知り合いじゃないので、「同じ杉並の子だから、としまえんすげー行ってるよね!」というノリで話を振ったら、案の定、やはり親戚が木馬の会会員であった。

「アフリカ館が好きだった」という点でも合意が取れた。
とはいえ、もうすでに、あのアフリカ館はないらしい。
ミステリーゾーンは存在するようだ。

としまえんのおばけ屋敷は本当に出る! というウワサがあったのだが、これはきっとどこの遊園地にもあったウワサだろう。

そんなわけで、閉園前に行こうぜ! という約束をした。

小さい頃、いわゆる絶叫系が苦手だった。
内臓が浮き上がる感触が気持ち悪かった。

高校の頃、同級生に無理やり豊島園のバイキング(大きい方、当時は大きいのと小さいのふたつあった)に乗せられ、学校行事かなんかで平日に来ていたため、めちゃくちゃ空いていた結果、7回連続とか乗せられた。
2回目辺りで怖いとかより、乗り物酔いで気持ち悪かったのを覚えている。

男子もバカだが、女子だってバカなのだ。

そのバカが調子に乗ったお陰で、その場にいた7人くらいの中で、誰よりも絶叫系が得意になると言う荒療治になった。
コークスクリューに乗り、手放しで「ヒャッハー!」って言ってたの、あたしだけだった。
人生、大逆転はあるのだな、ということを知った。(うそ)

甘酸っぱい思い出より、バカな思い出しかない。
としまえんの流れるプールには、本当に何度も行ったし、アイススケートもした。

細かいことは覚えていないが、迷子を捜索した記憶もある。
財布をなくしたと言った友人の財布捜索もした気がする。
花火だって観に行ったけれど、桜の名所になってからは一度も行ったことないのではないだろうか?
としまえんと桜のイメージは近年だ。

浅川とは、メリーゴーランドに乗ろうと約束している。
いくつになっても、やはりメリーゴーランドに乗るなら、ウマにまたがりたいよね!



呑んだ後に、チョコレート with パッション フルーツ フラペチーノ。
酸っぱさが程よく爽やか!
呑んだ後にぴったりであった。