2017年8月13日日曜日

マリモの奇妙な冒険~欲望は砕けない~その3.素晴らしきジョジョ原画展

駅前での壮絶なバトルの末、勝利したマリモ一行。
そこへ、原画展見終わったとの連絡がッ!
友のもとへ急ぐのだが……
(再び、イメージ的に3部のアニメナレーションで再生ください
つか、マリモ一行って流れで書いたけど、ソロ活動だし)

いつもは徒歩だが、電車に乗る! 一人で!

東京にもある東西線と南北線。
S市杜王町にもあるので、少々混乱する。
しかも、友人のリードがなく電車に乗るのは初めてのような気がする。

びゅびゅんと電車で移動し、原画展が開催されているメディアテークに到着。

どどん


テンションが上がる。

1階ロビーのソファに友人たちが座っていたので、ご挨拶をする。
「お久しぶりです。」
なのに、そんな感覚がないくらい近い存在であることに、毎度軽く驚きつつ、手早く要件を話し合う。

べジータ(ちょっとテンションがおかしかったツイッター参照)から、サッと整理券が渡され、物販で買った荷物を預かる、と言われて渡し、サッ、パッ、シャッ、と物事が進んでいく。

要点を踏まえている。
清々しい。

お言葉に甘えまくって、行ってきます!
べジータ&クリリンと、しばしの別れ。


整理券ー。
エレベータに乗る前に取り上げられそうになったので、ちょっと写真撮らせてください。
と待っていただいた。
スタッフのみなさん、とても、やさしい。


5年前の原画展と同じ会場。
白を基調にしていた5年前と違いキリリと黒。


そして、ピンク。
ステキ。
壁にはキャラクターが。


いる。


いる。


いる。

まだいる。


この感じいいねー。


注意事項も、気が利いている。


さて。

原画展へ入場

1部から順番に、カラー原画とマンガ原稿が展示されている。
カラー原稿は、5年前に見たやつばかりだが、何度見たって「生の原画」は力強い。

マンガ原稿はほとんど初展示だったはず。
もっとみたいなー。

これ、週刊だったんだよな……。
すげーこってす。
単行本化に伴い、修正した原稿かもしれないけれど。

3部を見終えると、4部がto be continued⇒ で違う部屋に案内されている。
ひとまず飛ばして、5部、6部、7部、8部。
点数が少ないので、余計に絵柄の変化、使っている画材の変化、ハイライトの入れ方の変化、面白いくらいに見えてくる。

5年前には気付かなかった、3部から急にクルッ、グネッ、とした個性的なハイライトの入れ方がはじまり、5部ではその入れ方はもう終わっていたり。

書き込み、ゴリッゴリに書き込みの時代から、徐々にシンプルになること。
構図の凝り方、バランス、空白、絶妙に洗礼されていくの素晴らし過ぎる。
どの時代も好きだけど。

やっぱりジョジョリオンは洗礼された美しさを感じるし、1~3部はパワフルなエネルギーに満ちている。

だから、前半は見ていて体力を奪われる。
こっちも自然と力が入るからだろう。

さて、8部に行くかと思いきや、どどーんと広いお部屋に到着し、壁際に原画、単行本を模したパテーション?的な物に原画、露伴てんてーの仕事部屋再現と急に開けた視界に多過ぎる情報量。

……どの順番で見るのが、正解?

壁際の原画は特にテーマは感じなかったけれど、単行本を模したパテーションのやーつは、キャラクターに特化した原画になってるっぽい感じ(であったが、全然関係ないのもあった)。
やはり、見る順番が分からないので、見逃さないように自分なりに端から攻めて行くことにした。

マンガ原稿に書いてある指示をいちいち読みたいのに、高い所に合ったり、低すぎる所にあったりで見づらい。
演出の気持ちは分かる。
が、見づらい。
ここは残念な点であった。

康一くんのコーナーには、


写真撮影「可」能なオブジェ。
由花子さんになりきって記念撮影するもよし、という配慮がうかがえる。

吉良ぱいせんの所には、瓶詰めのツメがあったり、しげちーの所にはハーヴェストが集めてきた割引券やチケット、スタンプシールがあったりと、心憎い演出が多々見受けられ楽しい。
が、原画はちょっと見づらい。

中でも一番かわいかったのは、猫草。


寝てる。

起きた。

めっちゃ起きた!

キョロ。

キョロ。

を繰り返し、「ニャーニャー」言っている。
かわい過ぎて持ち帰りたい。
因みに、撮影「可」能なヤツです。

他にも、記念撮影してねー、みたいな見開きページも。



ドララしているシーン。


完。


そして、あの小道の。


振りかえってはいけないのです。


ぶわーっと、どこの原画見たのか、見てないのか数回分からなくなり、確認しながら進んでいくと、8部登場。


え???
混乱。

違う作家さんの原稿出てきた感がすごい!

4部から急に8部見ると、知っている絵だのに混乱するくらい違うの面白過ぎる。
んー。
素晴らしい。

順番に見て行くと、パテーションに囲まれた一室に辿りつく。
東方邸へ侵入。

リビングに原画。

部屋中ライティングでシャボン玉が舞う。
うん、すてき。

階段にスタンド、各部屋に移動して原画。
定助の部屋風とか、現在連載中なのもあり、点数が少ないので演出でカバー。


東方邸からでると


こうしてみると普通の絵ですが、ぬらぬらと動くの。
映像っぽく見えないんだけど、ぬらぬら動く。


ぬらぬら。
みんな不思議そうに見ていた。


パンフレットを購入して離脱。


露伴てんてーマンホール。


原画展が行われているメディアテークを見守っています。



近くにある杜王町循環のバス停。


ここで見なきゃいけないものはすべて見たッ!

ので、移動。
友人たちに見終わったことを連絡。
お茶をしているとのことなので、旅の工程を円滑に進めるためにソロ活動を続けることにする。

次の目的地は……あの店だッ!


to be continued⇒