2017年3月18日土曜日

池田理代子と水木しげると河鍋暁斎と

 いつだって気になる展示会は開催されているものですが、この時期、大変なにぎわい。

先週のこと

Mさんが上京していたので、これ幸いと一緒に「ベルばら展」。
何度も原画展はやっているので、ベルばらに関しては目新しい原画はなかったものの、池田先生のほぼ全作品が展示されていたので、初見の原画満載。

と言っても、ワタシもMさんもベルばらとオルフェウスの窓、お兄さまへ…くらいしか読んでいない。
ま、そんなもんか!



というのが先週の出来事ですが、今日はドカンと二本立て。

ザギンの水木しげる展からスタート

小学生の時に描いた水彩画、油絵なども展示されていて、子供の時からばかみたいに絵がうまかったんだ……ということを改めて知る。
鬼太郎と妖怪展とか妖怪関係で、水木先生の原画は色々と見てきたけれど、見事にどれとも被らない作品数の多さ。
しかも、画風も色々あって、なんか衝撃!!
非常に楽しめましたけれど、同時に疲れた(笑)
混雑もしていたから思ったより時間がかかってしまった。



即行渋谷へ移動して、ちょっと休憩。
お次は暁斎展です!

暁斎展

Bunkamuraの展示って、どうしてこんなに毎回注目度が低いんだろう?
と思うくらい、快適な空き具合。
暁斎の描いた作品……ま、個人のコレクションですが……それぞれまんべんなく展示されていて、この収集家は本当に暁斎が好きなんですね。
全部が好きなんですね。
という気持ちになりました。

その結果改めて、ワタシはユーモラスな暁斎、かわいい動物の暁斎、妖怪&幽霊画の暁斎が好きなんだな。と思いました。

春画、笑った―!
暁斎の春画はじめて見たー。
百鬼夜行屏風は圧巻だったし、満足です。

明治まで活躍しているわけですが、若冲とか、国芳、国貞などなどユーモラスで工夫たっぷりな絵師を観るとね、この人たちが現代に生きていたら、めっちゃ面白い漫画家になってただろうなーって思うよね。
もしかしたら斬新過ぎて受け入れられないこともあるかもしれないけれど。

空いてたおかげで体力が回復したので、宿題の映画「ひるね姫」を観て帰りましたよ。
本は書き過ぎ。
映画はちょっと求心力が弱い気がする。

古田新太は何をやらせてもうまいんだな~。


全然関係ないのですが…部屋に飾ってある赤いダリアが黄色くなってきてかわい過ぎる。
こんな色変するなんて知らなかった!
かわい過ぎる!
というワケで、経過観察中です。