自分で血を採る胃がんリスク検査、希望者は出来ますよー。
というお知らせが来たので、希望した。
自分で採血するなんて、ドキドキするじゃん。
なんかかっこいいじゃん。
という好奇心が99%。
1%は、健康のためだ。
ごそっと郵送で届いたそれは、「届いたらすぐ! すぐやって!」とめっちゃこっちを焦らせる感じの文言が書いてある。
さらに、「朝がいいよ、朝が! 起きぬけね!」とも書いてある。
土日のゆるっゆるの脳みそは、検査のことなど忘れ果ててしまっていたのだが、さすがに月曜日。
やる気のなさとは裏腹に、検査しなきゃやべーじゃん。
と、なった。
まったく時間の余裕がない月曜の朝。
開封。
おーーーー。
もう一度説明を読む。
セッティング完了。
まず、手をぐいーーーーー、ぐいーーーーーと指先の方に向けてマッサージ。
血の巡りを良くする必要があるそうだ。
とはいえ、月曜の朝なんかに血の巡りがいいはずもなく、ただいたずらに手が痒くなっただけのような気がしつつも、十分な回数マッサージをしたので指先を消毒。
ピンクと白のやつが、指先にさして血を出すやつなんだけど、失敗したように2つあるようだ。
これを刺したら、またぐいぐい指先に向かってマッサージして、あずき大の血を出さねばならない。
それを、真ん中にある緑のやーつ(先端に綿みたいなスポンジがぎゅっと詰まっている)で吸い取るというのが流れ。
だが、マッサージしても全然あずき大になんかならないワタシの血。
ますます手が痒くなる。
しかたないから一度スポンジで吸い取って、違う指からまた血を出す。
予備があって本当に良かったね。
つか、起き抜けに血なんて出ないよ。
二回目の血は、いい感じで出た。
やはり起き抜けとはいえ、多少血の巡りが良くなった頃合いを見たほうがよさそうだ。
これをまた吸い取る。
綿の部分がちで真っ赤に染まったら、
容器に入れて、ぐいっとすると血だけが落下した!!!!!
何かの薬剤と混ざっている僕の血潮。
それを一番右端にあった緑のキャップをいれて、ぐいぐいしたら……
しゃしん
なんか、透明になったよー。
トマトジュースを濾したみたいな色だねー。
これをすべて(使い終わった容器も)箱に詰めなおして郵送すれば、胃がんのリスクを検診してくれるらしい。
さあ、オレの血潮よ!
わが健康を証明してみせよッ!!!!!
ってなわけで、続報を待て。
朝から頑張ったので、仕事前にスタバでお茶を買ったー。
いえーい。