お出かけついでにおじさんたちの発券。
二日目、まさかの良席。
こんな良席、復活後はじめてだ。
復活前は割とあったけど……というか、ディスクガレージの有料会員の恩恵がすごかったんだよな。
復活後はそういう強いものが無くなったし、くじ運も良くないしw
神様とファンクラブ様に感謝して、はい奇想の系譜展!
大きい展示が多かったお陰で、多少混雑していても見やすかったのは有り難かった。
しかし、若冲からスタートする展示になっていたので、入場した行列が全然減らないんじゃないの?????
と不安を持っていたが。
なぜか不人気な象とくじらの屏風絵。
なぜだ。
鶏はすごい混雑してるのに!
そりゃ何度もこの作品は展示されてるだろう。
初お目見えの鶏に群がる気持ちは分かるが、えー、マジでー。
という気持ちと、象とくじら、まさかの独り占め!
という気持ちになった。
なので、堪能した。
そして、混雑していた鶏も面白かった!!
雄鶏に対して、簡略化された雌鶏が、一見なぞなぞ風に「どこにいるでしょーか!」みたいになってるのもあって(ワタシの目にはそう見えた)、そこも面白かった。
雄鶏の尻尾の動きや躍動感も素晴らしいが、雌鶏とひよこの表情が好き。
地味な版画は不人気だった。
わかりやすい。
曾我しょうはくは、はじめてみた。
あくが強い。
竜はかわいいのに、人間の絵、見てると不安定になるw
すごいな。
芦雪の犬は当然かわいい。
ポメラニアンにしか見えない。
これは本当に狆なのか?
気になって江戸時代にいた犬を調べてみた。
和犬(秋田犬とかなのか?)、むく犬(マジで?)、唐犬、狆らしい。
和犬が何を指すのか分からぬが、現存する和犬(日本犬)と言われるものは、柴、秋田、北海道、甲斐犬、紀州、四国犬らしい。
そして、土佐犬と日本スピッツは、純和ではないということも書いてあった。
外の血が入っているらしい。
柴の子どもとみることも出来るが、白や白黒の存在を考えると紀州犬か?
でも、紀州犬は白い印象。
まあいい。
芦雪の犬、かわいい!
そして、虎がねこ科っぽい。
好き。
なによりなめくじ、最高!
なめくじ最高!
なんだよ、超ふざけてんじゃんってなるし、でもなめくじ超リアルだし。
猿の表情は漫画的でかわいかったし。
あー、クッキー型買えばよかったかな……。
(後述参照)
そしてはじめて観た白隠がまた面白かった。
とにかく大胆。
力強い。
面白い。
国芳は、ちょっと残念だった。
目新しさがなかっただけなんだけどね。
何度観ても面白いやーつなんだけど、混雑してたから疲れちゃってもういいやってなっちゃった。
もういいやってなっちゃったけど、図録とかえるとフグの相撲のワッペンは絶対に買って帰りたいから物販突入。
どんなに探してもワタクシ御所望のワッペンがない。
スタッフさんに問い合わせたら、今日のお昼くらいに品切れしたって……。
ねぇ、そんな話ある?
あともうちょっと早く来てれば良かったんだろうけど、こんな悲しいことあるかね?
もうすべてのやる気レベルが下がってしまった。
かごの中にやけ気味に、芦雪の犬クッキー型、ハンカチ、若冲虎パスケース、芦雪犬トートバッグ、ガバガバ入れた。
急に冷静になって、ひとつ、またひとつと売り場に戻していく。
結果、こうなりました。
ふぐとかえるのワッペン、どっかで売ってくれないかな。
もうさ、色々決めてたんだよ。
白いシャツを買って、それにつけるって。
カーディガンもいいな。
だったらふたつだな、とか。
カーディガンなら何色かな!
とか。
黒とかネイビーが似合うけど、オレンジとかも結構良いかも。
かえるとふぐの感じ、引き立つかもなんてさ、妄想が膨らみまくってたからね。
トートバッグもいいな、とかね。
とかね。
とかね。
どっかで売ってくれないかなーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
意気消沈の中、霧原と待ち合わせをしているので、タバコも吸わず、お茶も飲まず、待ち合わせ場所へ急ぐ。
彼女のリクエストで薬膳スープカレーのお店に。
ぱーくちーーー!
食事の後、お茶しながら霧原の相談に乗ったり、韓国の話を聞いたり、愚痴を聞いたりなんだりしていたら、あっという間に時間が過ぎ去って行った。
母に米を買ってきて欲しいと言われていたが、スーパーに間に合わない。
ま、それ以前に図録を二冊(友人から頼まれたお使いと自分用)持っているから、米を買う体力はないし、かえるとふぐが品切れだったから気力もないし、ヒマじゃないし、カーテンもないし、花を入れる花瓶もないし、イヤじゃないしかっこつかないし。
霧原から韓国土産を貰った。
アリガートウ!